Caprice

“Caprice”は「気ままに」って意味です、気ままなLifeのらくがき帳、おもしろい事、楽しい事、興味のあること、ハンドメードまで“カプリス”です!!
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ぺルヴァンシ

蔓日日草(ぺルヴァンシ)
 
 子供の頃、家の近くにアーチェリーの練習場があり近所の子供達と
柵をくぐってよく忍びこんで遊んだものでした。
柵を入ってすぐ2階程の高さで三畳ぐらいの少し見晴らしのいい
アーチェリーの弓を引く為の踊場があり、川と山に挟まれたあぜ道になっていました。
その先には運動場ぐらいの芝の広場とアーチェリーの的があり山側は竹林になっていてそ
こは、ちょっとした草原になっていて格好の遊び場でした。

 
IMG_1732_convert_20150321231618.jpg
©Noriko Ohno
 
そこでちょうど早春のいまごろだったのか初夏ごろだったのかわからないのですが、
綺麗な紫の花がいっぱい咲いていました。
なんてきれいなんだろうと思い沢山摘んで花束にし家に持ち帰り、
あくる日、学校にも持って行ったような記憶があります。
蔓になって咲いていて蕾が沢山あり、摘んでも摘んでもなくならず、
摘んだ後も残らなかった感じでした。それが蔓日日草だったのです


IMG_1643_convert_20150321232112.jpg
©Noriko Ohno
 
 この蔓日日草がフランスの作家、コレットの小説、「青い麦」に登場するヒロインの名前そのものであり象徴する
ぺルヴァンシとは、読んでからもしばらくは知らずにいました。どんな花なんだろうと思いながら
月日がながれ、ふとしたことから蔓日日草がぺルヴァンシと知りました。
「春先に降る雨の色の眼をしたぺルヴァンシ(日日草)ヴァンカ」
「ヴァンカって・・・・」「・・・ぺルヴァンシ(日日草)という意味の言葉です」
少年フイルと少女ヴァンカの一夏の早春物語、フランスらしい文学そしてフランスらしい
牧歌的で躾のゆきとどく家庭で育った二人が子供から大人に成長してゆく物語
蔓日日草の花は清楚な薄い青紫、春先に降る雨の色、まさにそんな感じです。

IMG_1648_convert_20150321232256.jpg
©Noriko Ohno

 春分の日、早春の今日、神戸の北野町異人館街で蔓日日草(ぺルヴァンシ)が咲いていました。

IMG_3514_convert_20150322001024.jpg
©Noriko Ohno

いつかこのお話をしたいと思っていました。

 思いつくまま、徒然なるままに・・・

 大野 登子

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