Caprice

“Caprice”は「気ままに」って意味です、気ままなLifeのらくがき帳、おもしろい事、楽しい事、興味のあること、ハンドメードまで“カプリス”です!!
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ベランダの花達

ベランダの花達

 猫の額ほどの家のベランダには足の踏み場もないほど植木鉢がならんでいます。
私の父は草木の好きなひとでした。父が亡くなりもう十数年が過ぎましたが、ベランダにはまだそうした名残が残っています。父は生前、仕事に出かける前の朝、仕事帰りの夕方、また休みの日、時間さえあれば植木の水をやりをし植木鉢の一つ一つを大切に愛しみ、手入れしていました。瑞々しい思いでです。
 
 私が小学生の頃、ちょうど今頃の4月から5月、色とりどりのミニバラやスイトピーを植え、赤や淡いピンク、紫、白の綺麗な花が咲くと洒落た小さな緑色のガラスの洋酒の小瓶に赤いミニバラは一輪挿しに一枝、スイトピーは淡いピンク、紫、白の三色の茎の一枝づつのバランスを考えカッコ良く挿して私の勉強机によく飾ってありました。
 一度、緑の小さな小瓶に赤いミニバラが一輪挿してあったのを机にそっと置いてあったのを私がとても喜んだからそれ以来小さな花が咲くとそうしてくれるようになりました。
忘れられない思い出です。
 
ベランダの花

©Noriko Ohno

母と育てたベランダで咲いた花です

そして、私の成長に合わせてと言うわけではなかったでしょうが、私が中学、高校になる頃には年頃の娘が喜ぶようにと父は大輪の薔薇も育て始め、しかもその花はお祝いごとでいただいた切りバラがとてもきれいだったのでその枝を挿し木し添え木をして、見事に育てあげ、長い間大切にし細いたわわな枝から年に何度かこぼれるように可憐な大輪の赤とピンクの花を咲かせベランダは芳しい香りに包まれていたこともありました。
 
 また、父はいただき物の葡萄の種をとっておき鉢に植えていました。葡萄はどんどん伸びて育ちました。そして、父の亡くなった暑い夏、甘い実を実のらせました。
父が愛情をかけた葡萄は優しい豊かな父の思いの様に甘い実をつけました。
 
 けれど残念ながら父の亡き後、父の残した植木は姿を消して逝きました、葡萄も、
主の様に長い間、居た,南天、万年青、観音竹、いわゆる盆栽、父の様に水やり加減や手入れが出来ないため次々にからしてしまいました。かわいそうなことをしてしまいました。
 
 ベランダの花
©Noriko Ohno
母と育てたベランダの花です

ですが、今でも母と私で花を育てています。ただ、このベランダとももう少しでお別れです。家を引っ越す事になっているからです。そういう訳で依然より今は、植木は少し少なくなりました。以前は、ミニバラ、マーガレット、ビオラ、金魚草、ハーブといろいろと育てていました。
そして、季節ごとに植えかえて楽しんでいました。ハーブなどはお料理に使う事もあり花は食卓や
玄関に飾って楽しんでいました。
今でも、スイセンやムスカリ,ナスタチューム、ゼラニュームに観葉植物があります。
引っ越すのに日当たりの良いベランダのあるところに行ければよいのですが、ベランダに花のない生活は考えられないからです。
 
 以前、花を活ける事を職業にしていたこともありました。
仕事から離れてからはフラワーショップのウインドウの中に飾られているような立派な花に触れることは少なくなりましたがベランダのたわわな細い茎からこぼれるように咲く可憐な花達と共に暮らし楽しんでいます。
花は私にとって限りない可能性やインスピレーション、生活を豊かに彩るものです。
そしてとても大切な生きる糧でもあります。
そして、花達を愛するこころは父からの豊かな大切な贈りものです。


ラッパ水仙と白いペルシャ猫

ラッパ水仙と白いペルシャ猫
©Noriko Ohno
 
ベランダにこんな風なラッパ水仙が咲いていました。
こんな風な猫も家に尋ねてきていたこともありました。
インスピレーションで描いてています。


大野登子

 私が今、暮らしている家は私が小学校の一年生の時からで
もう〇〇年住んでいます。そこにはもう住めなくなります。
 亡くなった父、まだ元気な母は狭いけれど六甲山の自然に恵まれた
住処があることをどんなにか幸せに感じたことでしょう。
 私も喜びもや悲しみ、父や小鳥、ハムスター、猫達、虫や草花とすごしました。
いろいろなことがありました。
 家を引っ越すとはそう簡単でなく、住みついた猫、ベランダの植木、行く先の環境、
心配なことでいっぱいです。
 この文章を自分で書きながなんだか、このお家でのいろんな思い出が詠みがえりました。

TOOKO


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